前の記事では、GeminiアプリのCanvasを使ってWebページのコード作成を解説しました。
GeminiアプリのCanvasで、おしゃれなWebページのコードを作成する方法
今回は、
Canvasを使わない方法を紹介します。
1. 保存用のフォルダを用意する
まず、ファイルをまとめて入れるフォルダを作っておきます(例:mysiteなど)。
HTMLとCSS、複数のページをこの中にまとめることで、ページ同士のリンクが正しく動くようになります。
2. Geminiにプロンプトを入力する
Geminiアプリ(https://gemini.google.com)にアクセスし、プロンプトを入力します。

▲Geminiアプリのプロンプト欄に貼り付けて【Enter】キーを押す
例として、架空のマカロン専門店「Macaron Shop」のWebサイトを作ります。
前の記事では1ページ構成のサイトのプロンプトでしたが、今回は複数ページ構成のサイトのプロンプトを紹介します。そのままコピーしてお使いください。
# 「マカロン専門店」Webサイトの作成
## 役割
あなたはマーケティングに強く、洗練されたデザインが得意なWebデザイナーです。
## 目的
マカロンの可愛さとおいしさが伝わり、「買いに行きたい」「贈りたい」と思わせる集客力の高いWebサイトを制作してください。
## 指示
以下の条件で、マカロン専門店の複数ページのWebサイトを作成してください。
## ターゲット
- 20〜30代の女性
- 自分へのご褒美、友人や家族へのちょっとした手土産やギフトを探している人
## デザイン
- モダンで洗練された、かわいいデザイン
- パステルカラーを基調に、マカロンの色とりどりな魅力が伝わる配色
- フォント:テーマに合う書体を、Google Fontsのみから選んで読み込む
- 見やすいレイアウト
- 全ページ共通のヘッダーとフッターを設置する(ページ間リンクの詳細はナビゲーションを参照)
- レスポンシブ対応
- スタイルは Tailwind CSS で記述する(各ページの <head> で <script src="https://cdn.tailwindcss.com"></script> を読み込む)
## ページ構成(必ず4ページすべて作成)
1. index.html (TOP)
2. products.html (商品紹介)
3. shop.html (店舗案内)
4. access.html (アクセス)
## ナビゲーション(重要)
- 全ページ共通のヘッダーナビから、他の3ページへ移動できるようにする
- リンクのhref(リンク先)はファイル名を指定する:index.html / products.html / shop.html / access.html
- リンクテキスト(画面に表示する名前)は必ず日本語にする:TOP / 商品紹介 / 店舗案内 / アクセス
## 掲載内容
- 店名:Macaron Shop
- キャッチコピー:ひとくちで、しあわせ色
- 人気フレーバー:ピスタチオ、ローズ、ショコラ、レモン、ベリー、塩キャラメル
- 価格帯:単品 1個 ¥280/6個入ギフトボックス ¥1,980/12個入 ¥3,800
- ギフト対応:誕生日・記念日向けのラッピング、メッセージカード無料
- 営業時間:11:00〜20:00(不定休)
- 店舗:Macaron Shop 本店
## 出力形式
- 下記の順で、ファイルごとにファイル名を見出しに付けて出力する
index.html → products.html → shop.html → access.html → style.css
- 各HTMLとCSSは、それぞれ独立したマークダウンのコードブロックで出力する
- style.css には、Tailwind のクラスで表現しにくいものだけをまとめる(独自の @keyframes アニメーション、base のフォント適用など)。配色・書体の指定は各ページのtailwind.configで行う
- 画像はサンプル画像を使用する
## 制約条件
- index.html / products.html / shop.html / access.html / style.css の5ファイルを、必ずすべて出力すること
- 4ページ分のHTMLは1ページも省略しないこと
- 出力を途中で止めないこと。「(以下同様)」などで省略しないこと3. 生成されたコードを保存する
しばらくすると、「style.css」 と4ページ分のHTMLのコードが生成されます。
各コードブロックの右上にある「コードをダウンロードする」ボタンをクリックして、指定したファイル名(style.css / index.html / products.html / shop.html / access.html)で保存します。
間違えないように、ダウンロードと同時にファイル名を設定するとよいでしょう。

▲「↓」ボタンをクリックしてファイル名を付けて保存する
注意点として、
- 必ず最後まで出力されてからダウンロードする(途中だとコードが切れてしまいます)
- ファイル名は正確に入力する(スペルを間違えるとページ間のリンクが動かなくなります)
- 5つのファイルはすべて同じフォルダの直下(同じ階層)に保存する
4. ブラウザで表示を確認する
5つのファイルを同じフォルダに保存できたら、「index.html」 をダブルクリックして表示を確認します。
上部のメニュー(TOP/商品紹介/店舗案内/アクセス)をクリックして、各ページにきちんと移動できるかを確認してください。

5. 修正や調整
生成されたサイトは「ここはこうしたい」というのが出てくると思います。
直したいところがあったらGeminiに指示を出しましょう。
「+」をクリックして「index.html」と「style.css」のファイルを添付してから、プロンプトを入力します。
今回の場合は、ヒーローエリアの文字が少し見づらいので、
「やわらかい雰囲気を維持しつつ、文字が見やすいように「index.html」と「style.css」のコードを修正してください。」
と入力します。
「先ほど生成されたらindex.htmlのコードを修正してください」では、画像を出力する場合もあるのでファイルを指定した方が確実です。

コードが再出力されたら、前回のファイルを上書きします。

サイトに掲載されている画像はダミーなので、実際の写真に差し替えてください。
店舗名や住所なども架空のものが入力されているため、全ページを確認し、実際の情報に修正してください。
ちょっとした修正なら、HTMLファイルを「メモ帳」などのアプリで開いて行えます。
あとは、作成したファイルをサーバーにアップロードすれば公開できます。
6. Canvasを使った作成方法との違い
なお、今回のプロンプトは、前記事で紹介したCanvasでもそのまま使えます。
Canvasで入力すると、ページごとに分かれた状態で生成され、各ページの見た目をプレビューで確認しながら作れます。生成されたファイルは、それぞれ開いて1つずつダウンロードできますが、ナビゲーションメニューのリンクは使えません。
ファイルを分けて受け取れる点は、Canvasでも非Canvasでも同じです。大きな違いは「プレビューを見ながら作れるかどうか」と「コードの手入力ができるか」です。
見た目を確認しながら対話で調整したり、その場でコードを直接いじったりしたいときはCanvas、5つのファイルを1つの返信でまとめて受け取りたいときは今回の非Canvasの方法、というように使い分けてみてください。
まとめ
2回にわたり、GeminiでWebサイトのコードを生成する方法を紹介しました。
AIによって、誰でもWebサイトのコードを作成できる時代です。
プロンプトを少し工夫すれば、さらにデザイン性の高いサイトに仕上げることもできるので、あなたのお店やサービスのサイトに活用してみてください!







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