POPやGmailifyを使わずに、パソコン版Gmailで他のメールサービスのメールを読むには、転送機能を使うのが最も簡単です。Yahoo!メールやOutlook.comには、他のメールに転送する機能があるので、Gmailのアドレス宛に送ればよいです。
その際、Gmailのフィルタを使って分類した方が、メールと混ざらず整理しやすくなります。
ただしこの方法は、メールが届いたときに転送するため、過去のメールを転送することはできません。
フィルタを作成する
パソコン版Gmailアプリにアクセスします。画面上部にある検索ボックスの「検索オプションを表示」アイコンをクリックします。

To欄に転送元のメールアドレスを入力します。プロバイダーのメールを読むならプロバイダーのメールアドレス、Yahoo!メールならヤフーのアドレスです。入力したら「フィルタを作成」をクリックします。

「ラベルを選択」をクリックします。

「新しいラベル」をクリックします。すでにラベルを作成している場合は、「ラベルを選択」をクリックして選択してください。

ラベルの名前を入力し、「作成」をクリックします。「OCNメール」や「Yahooメール」など、すぐにわかるように名前を付けましょう。

「フィルタを作成」をクリックします。

画面左端にラベルが追加されます。

メール転送の設定
利用しているプロバイダーやメールサービスにアクセスしてメール転送の設定をします。以下は、「Outlook.com」「yahoo!メール」「ONC」「さくらインターネット」の設定画面です。
Outlook.com
Outlook.comにアクセスしてログインし、画面右上の「歯車」→「転送とIMAP」をクリックします。「転送を有効にする」をオンにし、Gmailのアドレスを入力します。メールはサーバーに残しておきたいので、「転送されたメッセージのコピーを保持する」にチェックを付けておきましょう。

Yahoo!メール
Yahoo!メールにアクセスしてログインし、画面右上の「歯車」をクリックし、左端にある「メール転送」をクリックして「自動転送を有効にする」にチェックを付け、Gmailアドレスを入力します。下部の「保存」をクリックします。

OCN
OCNメールにアクセスしてログインし、上部の「設定」をクリックし、スクロールして「新しい転送設定」をクリックします。「転送先メールアドレス」に転送先のアドレスを指定します。「転送メールの保存」にチェックを付けておきましょう。スクロールして最下部の「OK」をクリックするのを忘れないでください。

さくらインターネット
さくらレンタルサーバーのウェブメールにアクセスし、左上の「メール」→「設定」→「メール転送」タブをクリックします。サーバー上にメールを残すため、「メールボックスに残す」をクリックします。「新規作成」をクリックしてGmailのメールアドレスを入力し、「OK」をクリックします。

他のメールサービスやプロバイダーも、メール転送に対応している場合が多いので調べてみてください。
【Gmail】POPとGmailify終了後もメールを読むには







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