執筆の仕事をする前の話ですが、「一太郎」というワープロソフトがとても好きで、「一太郎検定」(現在はP検)を1級まで取り、それだけでは物足りず「一太郎インストラクター」という資格を取得しました。
なぜそんなに一太郎が好きだったかというと、
1.国産ソフト
一太郎は日本人が開発したソフトです。「日本語を入力して文書を作成するのだから、ワープロソフトは国産でないと」と思っていました。
2.使いやすさ
Windows95の発売とともにWordの需要が伸びてきたのですが、その頃のWordはどうも使いづらくて、日本語の変換もうまくいかずで、「一太郎はなんて使いやすいんだろう」と思っていました。一太郎で使われている入力システムは「ATOK」というものなのですが、私はしばらくの間、WordもATOKで入力していました。
3.ネーミング
「一太郎」という名前が好きです。兄弟がいて、表計算は「三四郎」、グラフィックは「花子」、データベースは「五郎」、DTPは「大地」です。まさに国産!
4.ジャストシステム
ジャストシステム(一太郎の開発・販売元)は、一太郎開発者の浮川さんが、学生時代に知り合った奥様と立ち上げた会社だということ。現在は経営者が変わりましたが、「ジャストシステム」という会社も好きです。
一太郎インストラクターを取得した後、MOT(マイクロソフトオフィシャルトレーナー)の資格を取得し、そのとき知り合った人から執筆の仕事を紹介してもらったのがきっかけで、現在の仕事をしています。
一太郎を好きになっていなかったらトレーナーの資格を取ろうとは思わず、その人と知り会うことはなかったので、まったく別の仕事をしていたと思います。なので、一太郎は私の人生を変えてくれたソフトと言えます。
私が執筆した解説書(一部)
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