パソコン解説書は「読む」と「操作する」のバランスが大事


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前回の記事では、パソコン解説書で挫折しやすい方に向けて、「読むよりも操作することをメインに」という提案をしました。

一方、説明を読み飛ばすことで、つまずくケースも少なくありません。
超初心者向けの解説書ではなく、少しレベルが上の書籍で起きやすいです。

たとえばExcelの解説書にVLOOKUP関数が出てきて、入力したら「#N/A」のエラーが表示されたとします。
このエラーは、参照したデータが存在しないときに表示されるのですが、初心者の方はこのエラーの意味がわからず、作業が止まってしまいます。

もしそれまでのページにエラーについての注釈があれば、「#N/Aはデータが存在しないときに表示される」と記載されているはずです。
それを読んでいれば、ここでのエラーは「参照しているセルに何も入力されていないために表示された」とわかるのです。

パソコンの解説書は、小説やエッセイなどの書籍とは異なります。
読むことに集中しすぎては覚えられませんし、読み飛ばすと先へ進めなくなる場合もあります。

大事なのは、「読むこと」と「操作すること」のバランスがわかるようになることです。
さまざまなパソコン解説書に触れて、「読む」と「操作する」のバランスを身に付ければ、学習をより効率的に進めることができます。
これまでパソコン解説書で効果が感じられなかった方は、使い方を見直してみると良いでしょう。


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