パソコン解説書で必ず読んでほしいのは、冒頭にある「前書き」や「はじめに」です。
書籍のレビューを見ていると、「冒頭に書いたのに……」と思うことがしばしばあります。
意外と読んでいない人が多いんです。
「前書き」や「はじめに」には、その解説書がどのような目的で書かれ、どのように読み進めるべきかという大事なことが書かれている場合が多いです。
たとえば、私が執筆した『今すぐ使えるかんたんWordPressやさしい入門』は、ホームページを作る楽しさに気づいてもらう」「WordPressの魅力を知ってもらう」というのが目的でしたので、前書きに載せてあります。
書籍の使い方も説明しています。1~3章までにWordPressでの投稿方法を学習し、4章でブロックの使い方、5章でブロックの演習、6章で全体を整える……という流れになっていることを記載しています。
学びやすい構成になっていることを念頭に置いて進めた方が、学習意欲が高まるからです。
もちろん、すべての解説書に前書きがあるわけではないので、前書きがあった場合です。
解説書の目的や正しい進め方を把握して読むことで、書籍全体の構造が明確になり、学習効率が格段に向上します。
冒頭に「前書き」「はじめに」がある場合は、必ずお読みください。
コメントを残す