Microsoft Clipchampでテロップの縁取りを設定するには


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先月発売した『YouTube完全マニュアル第4版』では、Microsoft Clipchampを使って動画の編集方法を紹介しています。

第8章で、動画に入れるテロップについて解説しているのですが、最近になって文字の縁取りを細かく設定できるようになったので説明しましょう。

テキストをドラッグで選択したら、右端の「テキスト」ボタンをクリックします。テロップを選択していないと反映されないので、必ずテロップをドラッグしてから操作してください。

「色」で文字の色を設定し、「アウトライン」で縁取りの色を選択します。フォントの種類やサイズを変更することも可能です。

続いて「設定」をクリックし、周囲の線の太さを「細」「中」「太」から選びます。一番右のボタンをクリックすると、数値で指定することも可能です。

▲「設定」をクリックして縁取りを設定する

テロップ以外の場所をクリックして選択を解除すると、縁取りを確認できます。
これでだいぶ思い通りのテロップが作れるようになったはずです。

余談ですが、今回の書籍で「Clipchamp」を取り上げた理由があります。

以前、Windowsパソコンに「Windowsムービーメーカー」という無料の動画編集アプリが入っていたのですが、2017年1月にそのアプリのサポートが終了し、困っている方をたくさん見かけました。趣味で動画を作るのにちょうど良いアプリだったんですよね。

そして今、Windowsパソコンに動画編集アプリが再登場したので、是非使ってほしいと思って載せました。

スマホ用の動画編集アプリもいろいろありますが、横型動画の編集はパソコン版のアプリの方が向いています。また、書籍で紹介した基本操作をマスターすれば、いずれPremiere Proのような動画編集アプリを使う際に、「このアプリではこう操作するんだ」と理解しやすくなります。一度も使ったことがない操作を、高度なアプリでいきなり覚えようとするのは難しいですからね。

そのような理由でClipchampにしたのです。無料アプリの中には怪しいものもありますが、ClipchampならMicrosoftが提供しているので安心して使えるというメリットもあります。

これまで「動画編集は難しそう」と思ってやらなかった人も、「久しぶりに動画を作ってみよう」と思っている人も、この機会にClipchampをお試しください。



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