WordPressを使ったサイト制作の需要が増えていますが、お客様に納品するには、サーバーを操作できるスキルが必須です。
そして納品前には、徹底的にチェックすることが重要となります。
差し替えた画像が、サーバー上に大量に残っていないか？
テーマを変更した場合、別のテーマがサーバー上に残っていないか？
.htaccessに、前のテーマの記述が残っていないか？
robots.txtの中身は？
その他、細かくチェックしてから納品した方がよいです。
どんなに立派なサイトを作れても、それを商品として提供する以上、基本的な機能や管理がしっかりできることが必須です。
外見だけでなく、内部の整備も完璧に行うことがプロとしての責任だと思います。
また、制作を依頼する側にもWordPressのスキルが求められます。
WordPressは定期的に更新が行われるため、更新時の不具合を自身で対処できないと、後から高額な修正費用が発生するリスクがあるんです。
低コストでサイトを構築してもらっても、修正に費用がかかり、結果として大きな負担になってしまいます。
依頼するのなら、ご自身がWordPressの基礎を学んでからにしましょう。
そして実績のあるWebサイト制作者に依頼しましょう。
管理が難しい場合は、サポート付きのWebサービス会社に依頼するという選択肢もあります。
WordPressサイト制作サービスは、簡単なものではないと思うんです。
現状を見ると、トラブルが増えそうな気がしています。
その結果、「WordPressはダメだ」と言い始める人もいそうですが、それはお門違いです。
問題はツールそのものではなく、使い方にあるので、しっかりとした計画と検討を行うとよいと思います。
コメントを残す